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糟糠の妻と連れ添う

糟糠の妻とは、貧しい時から連れ添って苦労を共にした妻のことを意味します。

糟糠の妻

糟糠(そうこう)は糟(かす)と糠(ぬか)を意味します。

粗末な食事を表す言葉として使われますが、そんな厳しい状況の中を共に励まし合いながら支え合ってきた伴侶というのは心強いですよね。

糟(かす)という言葉は、古語の世界にも見られます。

接頭語として用いられ、取るに足りないつまらないものを意味し、相手をののしって言うときに使われました。用例としては、「糟禰宜(かすねぎ)」や「糟童(かすわっぱ)」などが挙げられます。

結婚は人生の大きなターニングポイントです。

苦労を共に出来る結婚相手を選びたいものですね。

糟糠の妻、是非覚えておきたい言葉です。

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2012年06月17日 10:23に投稿されたエントリーのページです。

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