タカノハダイという名前は、その体表にある縞模様が鷹の羽に似ていることに由来します。漢字で書けば、鷹羽鯛(たかのはだい)と表記します。
タカノハダイの口。
タカノハダイの頭を梨割りにするところです。随分分厚い唇をしていますよね(笑)こういうのをタラコ唇と表現するのでしょうか。
鷹の羽を連想させるタカノハダイの縞模様。
なるほど、そのネーミングに納得させられます。
タカノハダイの身はウツボやサメのようにどこか小便臭く、あまり好んでは食べられない傾向にあります。しかしながら、冬場のタカノハダイの中には非常に美味とされるものも少なくありません。
タカノハダイの全身。
上がイラです。タカノハダイもイラも両方とも徳島県産です。
スーパーの表示にはテス(えびす鯛)と書かれていましたが、テンスのことでしょうか?イラとテンスはそれぞれに違う魚ですが、ひょっとすると誤った表示になっているのでしょうか。えびす鯛はさらに別物ですので、購入する際には注意が必要ですね。
タカッパの愛称で親しまれるタカノハダイ。
魚の種類にも色々あります。これを機に是非覚えておきましょう。