梅雨の晴れ間に採集される山桃(やまもも)の実。
山に生え、桃のような果実を付けることから山桃(やまもも)と命名されています。
「桃」という言葉の元来の意味は、単に「丸い果実」のことなんです。
現在の桃をイメージする方も多いと思われますが、厳密には現在の桃は「毛桃(けもも)」と言います。確かに皮には産毛のようなものが生えていますよね。
山桃は写真のように丸い形をした果実であり、中に種があります。「丸い果実」ということで、山桃を「モモ」と表現するのは妥当だと思われます。
山桃の別名を楊梅(ようばい)とも言います。