« ささゆりの花言葉 | メイン | フクロウを英語で »

勧請とは

勧請とは、元々は仏に永住を請い願うことを意味していました。

仏教の言葉であった「勧請」が、いつしか神道の世界でも使われるようになっていきました。

勧請

現在では勧請と言うと、神仏の霊を移し祀ることを意味します。

本の神社から、神様を別の場所に分祀・分霊する。

分祀された勧請神(かんじょうしん)は「火」に例えられます。

一つの元になる火があり、その火を分けて別の所に移します。火を移したところで、元の火は消えることがありません。移した方も移された方も、その火の勢いを減らすことなく燃え続けます。

分祀・分霊の分かりやすい例えとして用いられます。

全国的に見ても、お稲荷さんや八幡さんは勧請神の多い神社として知られます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

「意味とはフレーズ表現辞典」は奈良の宿大正楼が運営しております。

日本語、英語、語源などの魅力をご案内致します。

Copyright © 2010-2023
意味とはフレーズ表現辞典 All rights reserved.

※写真の無断転載はご遠慮下さいますよう、お願い申し上げます。

アーカイブ

言葉のコレクション資格講座

Amazon

Powered by
Movable Type 3.34
About

2012年06月07日 12:37に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ささゆりの花言葉」です。

次の投稿は「フクロウを英語で」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。