« 風薫る初夏 | メイン | 貝多羅葉 »

夢(いめ)

万葉集の世界では、夢を「いめ」と発音します。

現在のように「ゆめ」と発音するようになったのは、平安時代の頃からと言われています。

飛鳥の花の風景

夢(いめ)。

言葉の響きって面白いものです。

万葉集を題材にして高らかに歌い上げる、オペラ歌手の歌枕直美さんの「梅と宴」という楽曲にも夢(いめ)という古語が登場します。

古語辞典を紐解いてみると、夢の中で会うことを夢(いめ)の会ひと表現するようです。

何とも素敵な言葉です・・・是非現代にも蘇らせてみたい、そう思わせる音の響きです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

「意味とはフレーズ表現辞典」は奈良の宿大正楼が運営しております。

日本語、英語、語源などの魅力をご案内致します。

Copyright © 2010-2020
意味とはフレーズ表現辞典 All rights reserved.

※写真の無断転載はご遠慮下さいますよう、お願い申し上げます。

アーカイブ

言葉のコレクション資格講座

料理資格と通信講座ガイド

Amazon

Powered by
Movable Type 3.34
About

2011年05月16日 17:35に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「風薫る初夏」です。

次の投稿は「貝多羅葉」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。