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風薫る初夏

新緑の季節を迎えようとしています。

爽やかな初夏の風を「薫風(くんぷう)」と表現しますよね。

風薫る初夏

薫風、実に綺麗な言葉です。

夏吹く南風、どことなく良い香りのする風・・・風薫る初夏の到来を予感させます。

日本の四季を山で表現するなら、山笑う春、山滴る初夏、山装う秋、山眠る冬となります。山滴る・・・清冽な水を連想させる言い回しですね。

滴(したた)るとは、「下垂る」の意味で、水などが滴となって垂れ落ちる様子を言います。新緑に水が滴り落ちる映像が頭に浮かびます。初夏の代名詞でもる鮎にもよく似たイメージが重なります。

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2011年05月04日 09:02に投稿されたエントリーのページです。

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