犬矢来とは、京都の町屋などにある軒下の防護柵のようなものを指します。
犬矢来(いぬやらい)の由来は犬の放尿除けにある、とよく言われますが、生活に根差した実用性も高く、泥棒除けや道路との境界線の役目も果たしているようです。
カーブを描いた犬矢来。
犬矢来には可動式のものも多く、必要のない時は家の中にしまっておくことも出来ます。
こちらは直線のラインが美しい犬矢来。
昔から犬は家の軒下をタッタッターと走って行ったものです(笑)
「犬走り」という名前がちゃんとあるようですが、なるほどなと頷けます。
日本古来の町屋風情を映し出す犬矢来。
古い町並みの景観にも見事に溶け込んでいます。
◇一文字瓦 ちょっと贅沢な瓦をご案内!