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犬矢来とは

犬矢来とは、京都の町屋などにある軒下の防護柵のようなものを指します。

犬矢来(いぬやらい)の由来は犬の放尿除けにある、とよく言われますが、生活に根差した実用性も高く、泥棒除けや道路との境界線の役目も果たしているようです。

犬矢来 いぬやらい

カーブを描いた犬矢来。

犬矢来には可動式のものも多く、必要のない時は家の中にしまっておくことも出来ます。

犬矢来 いぬやらい

こちらは直線のラインが美しい犬矢来。

昔から犬は家の軒下をタッタッターと走って行ったものです(笑)

「犬走り」という名前がちゃんとあるようですが、なるほどなと頷けます。

日本古来の町屋風情を映し出す犬矢来。

古い町並みの景観にも見事に溶け込んでいます。

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2010年12月25日 12:09に投稿されたエントリーのページです。

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