美女撫子(びじょなでしこ)の花言葉は、「純粋な愛情」。
ヨーロッパ原産の美女撫子には、単色の他にも、吸い込まれそうな蛇の目模様の種類もあります。開花時期は4月~5月とされ、英名を sweet william と言います。
蛇の目模様が美しい美女撫子。
花びらの縁にギザギザが入っているのは、いかにもナデシコ科らしい特徴です。鄂の先端がひげのように長く伸びていることから、「ひげなでしこ」という別名もあります。美女撫子に目を凝らしていると、花の色こそ違いますが、メキシコ原産の蛇の目菊の姿を思い浮かべます。
美女撫子の茎先には、花が十数個集まって開花します。英語で Bunch pink (束になった撫子) と呼ばれることもあるそうですが、その咲き姿に由来しています。
ナデシコ科の美女撫子、この機会に是非覚えておきましょう。