レンギョウの花言葉は「希望」。
その花の形から、ゴールデンベルという英名を持つ中国原産の花です。連翹(れんぎょう)の「翹」という漢字には、「頭を起こす、上げる」「鳥の尾羽のように高く掲げる」「反り返る」といった意味があります。
春に開花するレンギョウ。
写真を見てみればよく分かりますが、確かに花びらが反り返っています。細長い釣鐘状の花びらが、口元で深く4つに裂けています。
希望の HOPE は、将来のホープ、未来のホープ、期待のホープといった言い回しでよく使われます。他より抜きん出て優秀な人をホープと言うわけですが、連翹の「翹」の字にも同じ意味合いが含まれます。
レンギョウはモクセイ科に属する植物です。
17世紀頃に中国から渡来したレンギョウは、当初は薬用に栽培されていました。乾燥させたレンギョウの果実には、解毒、消炎、排膿、利尿作用があると言われます。