毎年のことですが、大型連休のゴールデンウィークが近づいてくると、旅行代理店や宿泊施設の広告文には「まだ間に合うGW旅行」の文言が躍り出ます。
もうどこも予約でいっぱい、と半ば諦めモードに入っている旅行客のニーズを掘り起こします。今からでも遅くはない、そのことを強調するお決まりのフレーズとして使われます。
GWに開花するツツジ。
「まだ間に合う」というキーワードには、大学受験や入試対策といった言葉がよく後に続きます。残り物には福があるというわけではありませんが、手遅れ感に苛まれる受験生にとってはありがたい言葉です。
まだ間に合うんです、こんな勉強方法もあるんですよと。
ゴールデンウィークの空室検索にしても、意外と直前まで残っているものです。
あらかじめすぐに満室になることを想定して、4月20日過ぎまでは空室がたくさんあっても、敢えて満室に設定しているホテルは多いと聞きます。大手宿泊予約サイトを経由する予約には手数料が掛かります。多くのホテルが自社サイトからの集客に重点を置くのは自然な流れではないでしょうか。
じゃらんや楽天トラベルの空室カレンダーに着目するよりも、各宿泊施設が自前で持っている自社サイトに注目すべきです。あるいは、直接宿泊施設に電話してみることをおすすめ致します。ネット上では満室になっていても、本当のところは空いている・・・よくあることです。
まだ間に合うGW旅行!さぁ、今からでも遅くはありません。