理髪店の店頭でぐるぐる回っているアレ。
赤・白・青のグルグル回るあれは、サインポールという名前を持ちます。
理髪店の前に置かれたサインポール。
日本全国おそらくどこにでもあるサインポールですが、意外とその名前は知られていないですよね(*^_^*)
理髪店で仕事をする理容師の歴史には、意外な秘密が隠されているのです。
元来理容師の仕事というのは、お医者さんのお手伝いをすることに端を発しています。
医師の手伝いで、手術や歯の治療で助手を務めていたのです。
その名残から、動脈を表す赤、静脈を表す青、包帯を表す白がサインポールに使われているのです。
医者と理容師の職業の区別がはっきり分かれるのは、ルイ14世の時代になってから以降だと言われています。
サインポール、これを機会に覚えておきましょう。