神社の境内でよく見かけるアレ。
神前に供える幣の一種であり、玉串や注連縄などに付けて垂らされています。
紙垂(しで)は神域の結界によく見られますよね。
古語辞典によれば、紙垂は「垂」「四手」とも書かれることがあります。
他動詞「垂づ(しづ)」の連用形名詞で、現代でもよく使われる「しだれる」という言葉と語源的には同じです。
そう言われてみれば、紙垂はいつも垂れ下がっていますよね。
大相撲の横綱が締める綱にも紙垂が飾られています。大相撲が元来、神事であることをうかがわせます。
紙垂とは一体何を意味するモノなのか?
この機会に色々思考をめぐらしてみるのも面白そうですね。