レブパーとは「Revenue Per Available Rooms」の略で、客室収入を客室総数で割った指標のことを意味します。従来の客室稼働率では割り出せない、ホテル経営の重要な物差しとなっています。
レブパー(RevPAR)は、ホテル業界の国際的な会計基準である「ユニフォーム会計システム」が日本に普及し出した頃に広く使われるようになりました。
宿泊施設の地域情報交換会の現状を見てみると、東京ホテル会などでは加盟100軒の月次レブパーを公開するなどして、順位付けによる互いの競争心を煽っています。
平日と週末の宿泊料金が違う、GWなどの特異日は料金が釣り上げられる、従来の客室をエステルームに改装する等のことは当たり前になって参りました。単純に客室稼働率だけでは、ホテル経営の状態を把握できなくなっていたのです。
そこで、レブパーの登場というわけですね。