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万葉集のあえぬがに

万葉集に「あえぬがに花咲きにけり」という件が出てきます。

あえぬがにとは? その言葉の意味に迫ります。

春日大社神苑の藤の花

春日大社神苑の藤の花。

あえぬがにとは、落ゆ(あゆ)の連用形+完了の助動詞「ぬ」+接続助詞「がに」から成ります。

「あゆ」は落ち散る意味を表し、こぼれ落ちそうなほどに花が咲いている様を「あえぬがに花咲きにけり」と表現しています。

女性のか弱く、はかなげな様を形容動詞「あえかなり」で言い表しますが、これも動詞「落ゆ」との関連が見え隠れします。

「あゆ」という音から、浜崎あゆみを連想する人も多いのではないでしょうか。

第三者の目から見ると、波乱万丈の人生を送っておられるようにも見えるのですが、果たして「あゆ」という語感の為せる業なのでしょうか。勝手な解釈ではありますが、何となくダブって見えてくるのです。

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2011年04月24日 14:08に投稿されたエントリーのページです。

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